長く黒い棘がセクシーなハデス。
ハデスのかっこよさに魅了される人も多いのではないでしょうか。
今回紹介するのはもちろん「アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)」です。
どこ出身なのか、どのような特徴があるのかについて紹介していきます。
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)とは
名称 | アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades) |
生まれ | 台湾 |
耐寒性 | 気温5℃以下になると弱りやすい |
特徴 | 鋭く伸びた黒い棘がうねるのが特徴 |
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)の名称
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)は、アメリカから台湾に渡ったFO-76の中でも、トップスピンが「長い、鋭い、黒い」の三拍子が揃ったアガベに対して命名されたのがハデスであるとされています。その後、繁殖に成功し、日本にも流通しています。
チタノタはいろいろな特徴を持つ個体が多いものの、アメリカの人は特に名前をつけることもなく、それぞれの国に輸出され、同じチタノタでも独特な特徴を持つ個体に台湾で名前がつけられていったとされています。ハデスもそのうちの一つです。台湾では、恐竜牙歯や黒獄といった名称で流通しています。
ハデスは、上記で紹介した特徴を持つチタノタに対して名付けられたあだ名のようなもので、正式に学名登録されているというわけではありません。
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)の生まれ
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)は、台湾で命名されたアガベです。
2021年現在では、日本でも比較的ハデスは流通していると思いますが、まだまだ大きなサイズのハデスは希少で販売金額も高いのが現状です。
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)の耐寒性
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)の耐寒性はそこそこあるといったところです。
ただ、5℃を下回ってくると調子を崩してしまったり、成長が止まる可能性が高くなるので、冬の寒さが厳しくなってきたころにはできるだけ屋内管理をするか、加温設備が整ったビニールハウスで育成することが無難です。
お気に入りのアガベはできるだけ健康に成長してほしいものです。
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)の特徴
アガベ チタノタ “ハデス”(Agave Titanota Hades)の特徴は、鋭く伸びたトップスピンの黒さです。
シャープな葉に伸びた黒いトップスピンが全体的にハデスをシャープに見せてくれます。また、部分的に棘を見た時にセクシーに感じさせるのも魅力のひとつ。
大きく成長すればするほど、鋸歯の豪快さが増していき、まさに恐竜といった名がぴったりなアガベに育ちます。